建設キャリアアップシステム(CCUS)代行申請の検討ポイント
建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録申請が難しく感じられるのは、主に次のような要因があります。
- 基本的にオンライン申請であること
- 事業者情報と技能者情報の関係が分かりにくい
- そもそも提出を求められる書類が多い
- それぞれの提出書類に代替書類が多数設定されている
- マスク等の画像処理を求められる書類がある
詳しくは無料相談の際にお伝えいたしますが、代行申請を依頼するかどうか検討するポイントを簡単に記載します。
1.オンライン申請に伴う問題
オンライン申請は便利でもあるのですが、画面の操作方法を覚える必要が発生します。
2.事業者情報と技能者情報の関係
CCUSカードを実際に運用するには、事業者登録と技能者登録の両方が必要です。仮に一人親方でもこれは同じなのですが、事業者情報と技能者情報の関係は、すぐには掴みにくい部分です。
3.提出書類が多い
建設キャリアアップシステム(CCUS)の手引き書は、現状、事業者登録・技能者登録・コード表すべて合わせて110ページを超えており、それだけ提出書類も多いということになります。
4.代替書類が多数設定されている
提出書類の目的ごとに代替書類が多数設定されています。これは有難くもある一方で、どれを提出して良いか分からない、という状況にも陥りがちです。
5.画像加工処理が必要になる
提出書類のなかで、マスクする(隠す)よう指示される部分があるため、一定の画像加工処理が発生します。
※申請が難しくCCUS制度普及の障害になっていることは建設キャリアアップシステムの事務局でも認識されていて、事業者の申請作業を支援するために、令和4年4月1日よりCCUS登録行政書士制度が発足することになりました。
建設キャリアアップシステム(CCUS)代行申請の流れ
建設キャリアアップシステム(CCUS)代行申請の大きな流れは次の通りです。
- 当事務所から『お見積り送付』
- 当事務所から『代行申請同意書を送付』
- 依頼者様より『手数料・実費のご入金』
- 依頼者様より『必要書類の送付』
- 当事務所にて『申請登録作業』
- 登録完了・CCUSカード送付
当事務所へお問い合わせいただいた後、ご依頼者様のアクションが必要な部分を赤文字としています。
単純化しますと、ご依頼者様に動いていただくのは、必要書類の準備と手数料のお支払いのみとなります。
申請から審査完了までは、事業者登録・技能者登録それぞれ半月ほどかかります。事業者登録と技能者登録を順番に実施するなら合計1か月かかることになりますが、お急ぎの場合は両者を並行して申請して期間を短縮することも可能です。