令和5年度の建築物防災週間が、本日から始まりました。
実施期間は、令和5年8月30日(水)~令和5年9月5日(火)の一週間。9月1日の『防災の日』前後に、改めて建築物の防災対策を見直そうという趣旨で実施されているものです。
この期間に、建築物に対しては各種調査が実施され公開される流れとなりますが、普及啓発活動としては広く一般の方々も対象に告知されている感じですね。
建物の安全点検としては、次の9項目が示されています。
- ブロック塀は、ぐらつきやひび割れなど倒壊の危険はありませんか。
- 地震に備え、建築物の耐震診断・改修工事を行い、安全性を確かめていますか。
- エレベーターの定期点検・報告を行っていますか。
- 多くの人が利用する建築物の定期調査・報告を行っていますか。
- 建築物の外壁材、広告板等の点検・落下防止対策を行っていますか。
- 防火扉や防火シャッターの周りに障害物を置いていませんか。
- 既存建築物等に対する適正な維持保全を行っていますか。
- 吹付けアスベストが露出したまま建築物が使用されていませんか。
- 工事現場などにおける危害防止対策を行っていますか。
個人で対策できるものだけとは限りませんが、少なくとも確認しようという意識を持つだけでも被害は違ってくるのではないでしょうか。
私もこの機会に、色々と気を付けて見てみたいと思います。
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