今日は、令和4年度の確定申告の受付最終日。
当事務所最寄りの千葉東税務署も、かなりの混雑となっていました。
昨年は最終日直前にe-Taxシステム障害が発生したトラブルがありましたので、その影響で人出が多かったのかとも思いましたが、一見した感じでは今年も昨年と同じぐらいの人混みに。
e-Tax申請に移行していない人も、少なくとも一定数はいるということですよね。
e-Tax自体はとくに難しいものでは無いはずですが、そもそも確定申告書の作成を電子化しない、会計ソフトを導入しない、という紙ベースの人も一定程度は残り続けるのかも知れません。
とは言え、e-Taxの取り組みは国のデジタル化施策としてはかなり成功している方なのでしょう。
国税庁が公表しているデータによると、令和3年度の全国平均でのe-Tax比率は、法人税87.9%、所得税59.2%、相続税23.4%となっています。
直近5年で、法人税については約10%、所得税については約20%も、e-Taxの利用率が伸びていることも分かります。
こうして実績を見てみると、マイナンバーカードの導入促進はそれなりの効果があったと考えて良いのではないでしょうか。
来年以降もどのように推移して行くのか、見続けて行きたいと思います。
コメント