本日、令和4年9月27日、安倍晋三元総理の国葬が執り行われました。
私自身は普通に仕事をしつつ、時折ネットニュースを見る程度で一日が過ぎて行ったのですが、千葉市内の様子は平時とまったく変わらなかった印象です。
世論が大きく二分されていると報道されてはいますが、自分の周囲を見る限り、確固たる意志をもって国葬に対して賛成・反対の考えを表明している一般市民は、多くはないように感じます。
率直に言うと、国民のなかにも迷いがあるような感覚でしょうか。
それは、政府の説明が不十分ということ以外にも、安倍元総理の政治的な評価が定まるまでに、まだかなりの時間が必要と思われることからも生じているような気がします。
総じて、外交安保には現実路線を取り、事実上肯定的な評価が下されている一方、行政府の長として組織の不祥事の解明を徹底しなかった点には、否定的な評価が下されているかと思います。
経済政策については、現時点でもなお、かなり議論が分かれるように感じます。人口減少が進む中でも健闘していると考えるべきなのか、長期低迷から抜け出せていないと考えるべきなのか。
私自身も、日本の2010年代がどのような時代だったのか、考え続けて行きたいと思います。
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