千葉市内の上空を旅客機が飛行しているのは、もう日常的な光景となってきています。
千葉市内上空が、羽田空港に降りる国内線の空路の一つとして設定されているからなのですが、やはりこれだけ頻繁に旅客機が飛来するようになると、自治体との協議も実施されるようです。
千葉県は、「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」が開催されたことを発表。
令和3年度に千葉県及び関係市町に寄せられた苦情は41件ということですが、コロナ禍による減便の影響が大きく、騒音軽減策そのものが必ずしも十分に検証できる状況では無いようです。
低騒音機と規定されているのが、ボーイングB787、エアバスA350の2機で、令和3年度に両機の占める割合は21%で増加傾向にあることなども示されています。
個人的には、騒音対策として、『千葉県上空の従前からの飛行ルートにおける降下角引上げ』も検討されているとの記載に注目してしまいました。
現状では千葉市上空の想定高度は4000~5000ft(高度約1200~1500m)ということなのですが、今よりも高度を取って飛行して、羽田空港に近づいてから降下するということですよね。
急降下とされるほど降下角を引上げるということでは無いと思うのですが、こういうことも検討されているんですね。
(参考)千葉県ホームページ『羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会(定例会)の開催結果について(令和4年7月12日)』
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