今日は午後からオフとして、千葉市立郷土博物館に行って見ました。
市内からも時折見える小山の上のお城近くにあるということは何となく把握していたのですが、お城そのものが郷土博物館とは知らず、けっこう迷ってしまいました。
他の公共施設も多く隣接している地域なのですが、わかりやすい全体図が見つからず10分ぐらい彷徨うことに。
結局のところ写真の案内板通りなのですが、とにかく『お城の建物が郷土博物館を兼ねている』ということさえ予め把握しておけば、迷うことはないはずです。
お城全体が見えてくると、櫓部分が入口となっていることはすぐに分かるはず。
千葉市立郷土博物館の展示スペースは、このお城の内部に展開されているわけですね。
千葉市立郷土博物館は観覧料も無料です。
館内の撮影も原則OKで、撮影禁止の展示物にはNG表記が行われているというかたちでした。
今回は、小企画展『陸軍気球連隊と第二格納庫』を見学しに来ました。
乗り物・運輸つながりで取扱業務とも微妙な関連を感じることもあり…。
小企画展というだけあって規模的には小さなものでしたが、内容的には十分見応えがある企画展だったと思います。
軍用気球の黎明期から太平洋戦争末期の風船爆弾に至るまでの歴史的な経緯がわかりやすく展示されていて、非常に参考になりました。
基本的に日本語だけの展示でしたが、多言語化するのは負担が大きいのかも知れないですね…。
主に日中戦争から太平洋戦争期において、軍用気球について取り上げた各種雑誌記事も展示されていたのですが、こちらも非常に興味深いものでした。
小学校低学年向けの記事でもそれなりに高度な内容だと思われ…。
当時の差し迫った国情も背景にあったと思いますが、科学的な合理性は十分感じられるもので、精神論一辺倒では無かったことも感じ取れます。
小学生向けの総合雑誌というと、現在では、学年別では『小学1年生』のみを残し、あとは『小学8年生』に統合されているようですね。
『小学1年生』とか『小学8年生』では、現在のコロナ禍をどのように伝えているのか、ちょっと読んでみたくなりました。
今回は1階の小企画展しか見ることができなかったのですが、各階に展示室があり、最上階の5階には展望室もあるとのこと。
次回はぜひとも展望室に登ってみたいと思います!
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