千葉県行政書士会の、令和3年度災害時支援員研修を受講しました。
災害時支援員とは、大規模災害が発生した際に被災自治体に派遣される行政書士のことです。
大規模災害の直後は、住民から自治体に対して各種行政手続きが大量に発生することが予想されますが、被災自治体だけでは対処し切れないケースも多くあるとのこと。
そのため、各種行政手続きを支援する目的で行政書士を派遣する制度があるのですね。
研修の流れは次のような感じです。
- 映像資料(動画による基礎研修)
- 参考資料の配布
- 確認問題の解答
災害時支援員として共通する基礎的な知識を習得・維持して、万一の事態に対して備えておく、という意味合いでの研修となるのではないでしょうか。
実際の派遣に際しては、災害の様相などに応じて、適任者を選択・任命して行くことになるように想像はしているのですが…。
千葉県でも令和元年台風第19号被害の際には、実際に災害時支援員として行政書士が派遣されたということですので、現実的に起こり得ることとして備えておきたいと思います。
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