毎年お正月はできるだけ主要新聞各社を購入して、読み比べるようにしています。
ビジネス的な視点でも得るところはあり、多くの主要紙が今年の年間予定を紹介していますが、単純にそれを読むだけでも、年間計画は立てやすくなると思います。
事業・業務視点で見ると、日本経済新聞が一番役に立つのは間違いなさそうですが、朝日新聞や産経新聞もそれなりに参考になりました。
エンタメ的に最も豪華仕様だったのは、読売新聞だったような気がします。そのせいか、多くのコンビニで読売新聞が売り切れになっていて、数店舗巡ってやっと購入出来たりという珍事も。
世界的な安全保障上の危機感の高まり、防衛費増大などの動きに対する新聞主要各社の政治的な主張は、当然ですが微妙に描き方が異なっています。
保守系各紙は比較的ストレートな論旨展開。必要な対応策は原則講じるべきという方向ですね。「守る」ということを重要視して主張するからこそ可能となる展開とも言えます。
リベラル各紙は、要約すると「もっと考えよう」展開。守らないと言うことはできないけれど、防衛力強化の方向性だけで良いの?という問いかけ展開となっている感じです。
軍事・防衛関係の議論は、保守系勢力の方がより簡潔・明快に論理展開しやすいテーマだけに、今年の政治環境はかなり保守寄りの傾向で進行するのではないか、という予感がします。
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