本日、警察関係の方々のお話を伺っていたところ、『電話de詐欺』が千葉県独自の呼び方であることに気が付きました。
調べてみると、2015年8月1日に決められた名称とのこと。
千葉県における特殊詐欺広報用名称が「電話de詐欺」に決まったよ!8月1日の発表会にボクも参加したんだ!1本の電話から始まる電話de詐欺。電話でお金の話が出たら、必ず家族や警察に確認しようね。http://t.co/fIRvp3DLJu pic.twitter.com/K1CKPEhIHg
— 千葉県警察 (@Chibakenkei) August 12, 2015
千葉県警のホームページにも『電話de詐欺』の直近の状況が掲載されています。
令和4年8月時点で昨年対比123%増ですから、件数がかなり増えているんですね。
とくに、一番下の「カード詐欺盗」の被害額が大きく増加。
正式名称は「キャッシュカード詐欺盗」、警察庁のホームページでも解説されています。
最近非常に被害が増加している詐欺で、警察官などと偽って電話をかけ「キャッシュカード(銀行口座)が不正に利用されている」「預金を保護する手続をする」などとして、嘘の手続きを説明した上で、キャッシュカードをすり替えるなどして盗み取る手口です。
電話での説明後に「キャッシュカードの確認に行く」などの名目で私服警察官や銀行協会職員等になりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、あらかじめ用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替え、被害者が気づかない内に口座から現金を引き出してしまいます。
(出典:警察庁特殊詐欺対策ページ『キャッシュカード詐欺盗』より)
かなり巧妙な手口ですが、警察庁のホームページでも
警察官、銀行協会などの職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを封筒に入れさせることは絶対にありません。
と、注意が呼びかけられています。
そもそもの初動対応、怪しい電話に応対しないことも重要かと思います。
皆さま、くれぐれもご注意ください。
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